バナナのなり方についてのギモン!
バナナはスーパーなどで安く、一年を通じ安定して食べることができるフルーツの一つです。
そんな優等生のバナナですが、実際にバナナが木になっているところを見るひとはあまりいないといえるでしょう。
多くのひとは、バナナにはどのような花が咲いて、どのような風に実がなるのかは知らないと思われます。
今回はバナナのなり方についてのギモン点について紹介したいと思います。
前述したとおり、スーパーやコンビニなどで多く流通しているバナナですが、
実際に栽培方法がポピュラーといえるフルーツとはいえないでしょう。
熱帯植物園やあまり多くはありませんが、国内の生産地などで見かけられたらラッキーです。
バナナの木の苗は成長速度が速く、原産国では5月~11月の1か月のあいだで大きな葉が4~5枚ほど生えてくるといった風にどんどん新しい葉が出てきます。
また、バナナの花を包み込んでいる苞(ほう)も1日に10㎝ほど成長します。
多くのひとには知られていないであろう事実ですが、バナナは木ではなく、草の種類なのです。
中央の茎が太く、大きいところからバナナの木と呼ばれています。
日本で栽培されているバナナは木の背丈はあまり大きくはありませんが、原産国のバナナの木の樹高は5m~10mといわれ、
建物の2階~3階の大きさに成長します。
そして、バナナが熟すには、最初の苞に包まれていたバナナが成長し上を向きだします。
続いて苞はどんどん下に下がりながらめくられていきますが、下のほうのバナナの実は美味しくないです。
そのため、ある程度育ったら苞を切り落としてしまいます。
バナナは木で熟すものではなく、切り取って追熟させるのが一般的なものであるそうです。
バナナの花が咲いてから収穫までにどれくらい日にちが必要かは、種類や植え付けた時期などにもよって異なりますが、おおよそ半年ほどで収穫できるとされています。